【知らなきゃ損をする?!】あなたの将来は肝臓が決める「山梨/パーソナルジム/メディカルフィットネス」

query_builder 2023/01/19
コンディショニングケア
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【お酒と健康③】


筋金入りの酒飲みは、健康診断の「数値の悪さ」を自慢しがちである。


私の周囲でも、特に肝機能の指標とされる「γ-GTP」の値が「3桁だった」などと言ったりする人が多い。


だが、そもそもγ-GTPとは何だろうか。


ほかにも、肝臓に関しては「AST」や「ALT」といった数値もあります


【γ-GTPとは】

 胆管の細胞に多く含まれる酵素で、肝臓の細胞にもあり、たんぱく質を分解し、肝臓での解毒作用に関わっています。胆管が障害されたり、肝臓の細胞でγ-GTPの量が増えてくると、血液中にγ-GTPが流れ出てくるので、肝機能の指標として使われます。


【ASTとALTとは】

 この二つは肝臓で作られる酵素で、アミノ酸の代謝にも関わる働きをしており、肝臓の細胞が壊れると血液中に放出されます。

 ASTは筋肉や赤血球にも存在しますが、ALTは主に肝臓に存在します。もしALTがASTよりも高くなる傾向にあるのであれば、肝臓に慢性的な障害が起きている可能性があります。


【胆のうとは】

 胆のうは肝臓に密接に関わる臓器です。脂肪を分解するための「胆汁」を肝臓が作り、それを溜めておくための袋状の臓器が胆のうであり、肝臓や十二指腸と胆管でつながっています。


【肝臓の基本的情報】

・肝臓は腹腔内では最大の臓器

・成人でおよそ体重の2%程度

・重さ1~1.5㎏


『肝臓の役割』

・胆汁を作る

・体内に入った毒物を分解する

・体内に吸収された栄養素を代謝する

・代謝された栄養素を体が活用できるように変化させる

・糖質を貯める

・糖質を使う


さまざまな物質の分解や合成を行うため、肝臓は「人体の化学工場」とも呼ばれています


『肝臓の特殊能力』

・予備能力が非常に高い

病気で肝臓の細胞が少し痛んでも、ほかの部分が処理を肩代わりするため問題はない


・再生能力が高い

一部が欠けても修復されるため、肝臓がんの手術でその3分の2を切除することも可能


「予備能力も再生能力も高いため、病気になってもほとんど症状は現れません。そのため『沈黙の臓器』と呼ばれます」


だからこそ

γ-GTPやAST、ALTなどの検査値に注目する必要があります


酒を飲み過ぎて肝臓に脂肪がたまる「アルコール性脂肪肝」になると、γ-GTPの値は高くなる


【γ-GTPが100を超えるような場合】

脂肪肝などの肝臓の障害や胆道系の病気である可能性


【ASTやALTが100を超えるよう場合】

脂肪肝や慢性肝炎の疑い


 お酒を飲んでもγ-GTPが上がらない場合があります。

その時はASTとALTにも注意したいです


 肝臓は再生能力があるとは言いますが、脂肪肝や慢性肝炎のように肝臓の機能が低下すると身体全身にさまざまな影響を及ぼします。


 私は、病院に長く勤務をしていたので肝機能障害の方を数多く見ています


 肝機能障害は肝性脳症と言って脳にも影響が及ぼします。認知症様の症状が出て、特に怒りっぽかったりして周囲を疲弊させます


 将来、自分の大切な家族を傷つけたくないと思っているのであれば、肝臓を大切にするためにお酒の付き合い方を考える必要があると思います


お酒は百薬の長ではありません


健康を考えるのであれば飲まない方が、心臓や血管系の病気のリスクは少なくなります


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Wellbeベネッセレ

代表 山田忠司

電話番号:070-8549-2902

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