「花粉症と運動の両立」シニア世代が3月に気をつけたい健康対策 〜室内でもできる！介護予防運動のすすめ〜【山梨/デイサービス】 | 山梨から世界基準の健康戦略家が介護予防と健康を保つための情報を発信

はじめに：春は健康のチャンス、でも花粉がつらい！

　3月は気温も少しずつ上がり、外出や運動には最適な季節。でも、同時にやってくるのが「花粉症」。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ……。

　特にシニア世代にとっては、花粉症による不調が運動の意欲を奪い、結果的に筋力低下や活動量の減少につながる可能性があります。

　この記事では、花粉症の時期でも無理なく続けられる介護予防の運動方法を中心に、3月に実践できる健康対策を解説します。

1. 花粉症の症状がもたらす健康への影響

● 運動量の減少

　「外に出たくない」「鼻が詰まって息苦しい」など、花粉症の症状によって外出頻度や身体活動が減少しがちになります。特に高齢者の場合、わずか数週間の運動不足が大きな筋力低下やバランス能力の低下を招くことがあります。

● 睡眠の質の低下

　鼻づまりやかゆみで夜間の睡眠が妨げられると、日中の活力や活動量が減り、認知症リスクやフレイル進行にも影響を及ぼします。

● イライラや集中力低下

　慢性的な症状がストレスとなり、脳の働きや判断力にも影響を与えることが知られています。つまり、花粉症は単なるアレルギーではなく、介護予防の視点でも要注意な要因なのです。

2. 花粉症でもできる！室内での介護予防エクササイズ

　室内運動のメリット 花粉の飛散を気にせず運動できる 天候に左右されない 安全な環境でバランス運動や筋トレが可能 おすすめの簡単室内運動3選

・椅子を使ったスクワット 　

→ 太ももの筋力を保つことで、転倒予防に効果的。 　

※ゆっくり10回×2セットを目安に。

・足踏み運動（その場マーチ）

→ 心肺機能と下肢筋の維持に有効。テレビを見ながらでもOK。 　

※1分×3セットからスタート。

・肩回し・胸開きストレッチ 　

→ 呼吸がしやすくなり、花粉症で浅くなりがちな呼吸を改善。 　

※朝の習慣にするのがおすすめ。

3. 花粉症対策と介護予防を両立するコツ

● 花粉の少ない時間帯を活用

　午前10時前や、雨上がりの翌日などは比較的花粉が少ない時間帯です。軽い散歩や外気浴などはその時間を狙いましょう。

● 花粉対策グッズをフル活用

　マスク＋眼鏡＋帽子でしっかりブロック 外出から帰宅後はすぐに洗顔・うがい・着替え これにより、運動時のストレスを減らしつつ、継続的に外での活動も可能になります。

● 室内に「運動の場」をつくる

　あらかじめ運動スペースやマットを用意し、朝の流れで自然に身体を動かせる環境を整えると、「運動しようかな」ではなく「気づけば動いていた」が実現できます。

4. 健康寿命を延ばすために「3月をムダにしない」

● 冬の疲れが出やすい3月こそケアを

　寒さで活動が減った冬の反動で、筋力や体力が落ちていることに気づきやすいのが3月。「疲れやすい」「つまずくようになった」など、小さなサインを見逃さず行動を変えることが大切です。

● 春をチャンスに変える

　「今始める」習慣 花粉症を理由にじっとしていると、筋力低下→転倒リスク→要介護化という流れになりかねません。 だからこそ、「花粉の時期だけでもできること」を実践することが、未来の健康に大きく影響します。

まとめ：

　花粉症でもできる、春の介護予防 花粉症によって運動不足になると、筋力低下やフレイルが進むリスクあり。

　室内運動を中心に、転倒予防や認知症予防の対策を継続しよう。 　

　花粉対策とセットで、少しでも外の空気を吸う工夫を！

　今できる範囲で「動く」ことが、健康寿命の延伸につながる。 

 健康寿命を延ばし、笑顔のある未来を Wellbeベネッセレが取り組む介護予防・日常生活支援総合事業とは？

　こんにちは！ 山梨県で地域の健康づくりを支援するWellbeベネッセレです。 私たちは、「もっと自由に、もっと遊びを」という理念のもと、介護予防を通して地域の皆様が自分らしくいきいきと暮らせる毎日を応援しています。

　今回は、当社が力を入れている「介護予防・日常生活支援総合事業」についてご紹介します。

介護予防・日常生活支援総合事業とは？

　Wellbeベネッセレの介護予防事業は、単なる介護サービスにとどまりません。 利用者ご本人・ご家族・地域社会全体が健康で前向きな生活を送るための、包括的なサービスを提供しています。

主なサービス内容

1. 「遊々庵」ミニデイサービス

　eスポーツやリラクゼーション、健康プログラムを通じて、楽しみながら身体と心を動かす場です。 地域の仲間とつながることで、孤立を防ぎ、生きがいを持った日常へつなげます。

2. 個別リハビリサービス

　理学療法士が一人ひとりの状態を丁寧に評価し、パーソナライズされたリハビリを提供。 特に、フレイルや軽度認知障害（MCI）の予防に重点を置いています。

3. 自費サロン（自由参加型の健康づくり空間）

　 Nintendo Switchを使った運動やストレッチポールによるリラクゼーションなど、楽しく体を動かす“遊びの空間”を提供しています。

4. リエイブルメント（Reablement）に基づいた支援

　「できることを取り戻す」ことを目的に、自立支援に特化した介入を行っています。 “介護される”ではなく、“やってみたい”を引き出すアプローチです。

Wellbeベネッセレが目指す未来

　私たちが掲げる目標は、「健康寿命を延ばし、世代間の負担を軽減すること」です。 高齢化が進む今、フレイルやMCIといった介護予備軍の段階での介入が、将来の介護負担を大きく減らす鍵となります。

　その中で特に重視しているのが、社会とのつながり。 誰かとつながり、楽しい時間を共有することが、身体的・認知的・心理的な健康の維持につながると私たちは考えています。

2025年OPEN！ 「遊々庵 - ウェルネスサロン」

　新たにスタートする「遊々庵 - ウェルネスサロン」では、テクノロジーと遊び心を活かした新しい介護予防を展開します。

特徴：

• シニアに特化したやさしいゲームや運動プログラム
• 地域の人と自然に集えるカフェスペース
• 役立つ情報と交流が得られるワークショップや健康イベント

自分らしく、いきいきと生きるために Wellbeベネッセレの総合支援事業は、ただ「健康になる」ことを目指しているのではありません。 “楽しい” “また来たい”が続くことこそが、未来の介護予防につながると考えています。 「もっと自由に、もっと遊びを」 そんなあなたらしい健康のかたちを、私たちと一緒に見つけてみませんか？

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