実は6月が危ない!?“認知機能の低下”と気象の関係【山梨/デイサービス】

query_builder 2025/06/08
リハビリ介護予防コミュニティ
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はじめに:梅雨になると「物忘れ」が増える?


「最近なんだか忘れっぽい…」「話の途中で言葉が出てこない…」 そんな小さな変化を感じたことはありませんか? 実はそれ、気象の変化と関係しているかもしれません。

 6月は、1年の中でも「認知機能の低下」が起きやすい時期とされています。 特にシニア世代では、季節の変わり目や気圧の変化によって、気分や集中力が下がりやすく、脳の働きにも影響が出ることが知られています。

 この記事では、6月に起こりやすい認知機能低下のメカニズムと、MCI(軽度認知障害)や認知症の予防のために今できることを、わかりやすくお伝えします。



気象が脳に与える影響とは?

● 低気圧が引き起こす

「脳のだるさ」 梅雨時は低気圧や高湿度の日が続きます。すると、自律神経が乱れやすくなり、「なんとなくだるい」「頭がぼーっとする」といった状態が起こります。これは、脳の血流が低下することで、神経伝達が鈍くなるためです。 特に高齢者は、加齢により血流や代謝が低下しているため、天気の影響を受けやすい傾向にあります。


● 日照時間の減少とセロトニン不足

6月は曇りや雨の日が多く、日光を浴びる時間が激減します。これにより、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が減少。 セロトニンは、気分の安定や記憶力にも関係しており、不足すると不安感やうつ状態、注意力の低下を引き起こすとされています。


● 運動不足と脳への刺激減少

雨が続くと外出や運動の機会が減少します。すると、脳への刺激も同時に減ってしまうため、活性化が妨げられます。これは、認知機能に必要な“脳の可塑性”(使うことで成長する力)を低下させる要因になります。



MCI(軽度認知障害)とは?見逃されやすい初期サイン

MCIとは?

MCI(Mild Cognitive Impairment)とは、「認知症ではないが、年齢の割に記憶力や思考力が低下している状態」です。放っておくと、5年以内に約半数が認知症に進行すると言われています。


よくある初期サイン

_同じ話を何度もする

_人の名前や約束を思い出せない

_新しいことが覚えにくくなる

_慣れた場所で迷う

_複雑な作業が億劫になる


これらは、日常生活で「ちょっとした違和感」として表れます。梅雨の体調不良と重なると、「ただの疲れかな」と見過ごしてしまうことも多いのが現実です。



6月に意識したい!脳を守る3つの習慣

① 「朝の日光」を浴びる

 天気が悪い日でも、朝起きたらカーテンを開けて外の光を浴びることが大切。 これにより体内時計が整い、セロトニンの分泌が促されます。

▶ポイント:

・起床後30分以内に窓際で3分〜5分程度光を浴びる

・曇りの日でも効果あり!


② 「会話」を意識的に増やす

 人と話すことで、記憶を引き出したり、言葉を選んだりする脳の領域が活性化します。 梅雨時に引きこもりがちになると会話の機会が減るため、意識して会話を作る工夫を。

▶方法の例:

・電話で家族や友人と近況報告

・テレビの感想を日記に書く

・デイサービスやサロンを活用して雑談の場を増やす


③ 「脳トレ運動」で一石二鳥

 脳に良いと言われる運動は、体と頭を同時に使う運動です。 たとえば、「足踏みしながら数字を数える」「スクワットしながらしりとりをする」など。 簡単な運動に“認知課題”をプラスするだけで、記憶力や判断力を刺激できます。

▶おすすめ:

・Nintendo Switchなどを活用した脳活系ゲーム(特にシニア向けソフト)

・デイサービスや地域サロンでの体操+ゲームの組み合わせ



認知症予防は“季節ごとのケア”がカギ

 6月のように、気分が落ち込みやすく、活動量が減る時期は、「無意識のうちに認知機能に負担がかかる時期」です。 そのため、年中同じ生活ではなく、季節ごとのセルフケア戦略が重要になります。

・冬は防寒と生活不活発症対策

・春は花粉症や生活リズムの乱れ対策

・梅雨は心身の停滞による脳機能の鈍化に注意!

・夏は熱中症と脱水による意識低下防止


 季節に合わせて認知症予防のスイッチを入れ替えることが、健康寿命を延ばす近道です。



まとめ:6月は“見えない脳疲労”に気づくタイミング

 6月は「何となく調子が出ない」という方が多い時期です。 けれど、それを放っておくと、脳にも“だるさ”が蓄積し、思考力や記憶力の低下につながる可能性があります。 まずは、「朝の光」「人との会話」「軽い脳トレ運動」からスタートしてみましょう。

 認知機能の低下は、早めに気づいてケアすることで、予防・改善が可能です。 天気に左右される6月だからこそ、自分自身の“脳のコンディション”に目を向けてみませんか?



🧠おまけ:雨の日におすすめ!5分でできる脳活体操

・両手で同時に違う形を描く(例:右で三角、左で丸)

・昨日の食事を思い出しながらスクワット

・「赤い果物」「四角い文房具」などカテゴリーしりとりを声に出す


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 健康寿命を延ばし、笑顔のある未来を Wellbeベネッセレが取り組む介護予防・日常生活支援総合事業とは?



 こんにちは! 山梨県で地域の健康づくりを支援するWellbeベネッセレです。 私たちは、「もっと自由に、もっと遊びを」という理念のもと、介護予防を通して地域の皆様が自分らしくいきいきと暮らせる毎日を応援しています。

 今回は、当社が力を入れている「介護予防・日常生活支援総合事業」についてご紹介します。


介護予防・日常生活支援総合事業とは?

 Wellbeベネッセレの介護予防事業は、単なる介護サービスにとどまりません。 利用者ご本人・ご家族・地域社会全体が健康で前向きな生活を送るための、包括的なサービスを提供しています。


主なサービス内容

1. 「遊々庵」ミニデイサービス

 eスポーツやリラクゼーション、健康プログラムを通じて、楽しみながら身体と心を動かす場です。 地域の仲間とつながることで、孤立を防ぎ、生きがいを持った日常へつなげます。


2. 個別リハビリサービス

 理学療法士が一人ひとりの状態を丁寧に評価し、パーソナライズされたリハビリを提供。 特に、フレイルや軽度認知障害(MCI)の予防に重点を置いています。


3. 自費サロン(自由参加型の健康づくり空間)

  Nintendo Switchを使った運動やストレッチポールによるリラクゼーションなど、楽しく体を動かす“遊びの空間”を提供しています。


4. リエイブルメント(Reablement)に基づいた支援

 「できることを取り戻す」ことを目的に、自立支援に特化した介入を行っています。 “介護される”ではなく、“やってみたい”を引き出すアプローチです。



Wellbeベネッセレが目指す未来

 私たちが掲げる目標は、「健康寿命を延ばし、世代間の負担を軽減すること」です。 高齢化が進む今、フレイルやMCIといった介護予備軍の段階での介入が、将来の介護負担を大きく減らす鍵となります。

 その中で特に重視しているのが、社会とのつながり。 誰かとつながり、楽しい時間を共有することが、身体的・認知的・心理的な健康の維持につながると私たちは考えています。



2025年OPEN! 「遊々庵 - ウェルネスサロン」

 新たにスタートする「遊々庵 - ウェルネスサロン」では、テクノロジーと遊び心を活かした新しい介護予防を展開します。


特徴:

  • シニアに特化したやさしいゲームや運動プログラム
  • 地域の人と自然に集えるカフェスペース
  • 役立つ情報と交流が得られるワークショップや健康イベント


自分らしく、いきいきと生きるために Wellbeベネッセレの総合支援事業は、ただ「健康になる」ことを目指しているのではありません。 “楽しい” “また来たい”が続くことこそが、未来の介護予防につながると考えています。 「もっと自由に、もっと遊びを」 そんなあなたらしい健康のかたちを、私たちと一緒に見つけてみませんか?


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